令和元年を迎えた2019年。さる６月に日本が議長国となるG20大阪サミットがインテックス大阪で開かれました。厳重な警備、大規模な交通規制のなか、各国を代表する首脳が集まりました。その模様は連日報道でも取り上げられましたのでみなさまもご存知かと思います。じつは、これには裏話がありまして、サミット開催4ヶ月前の大阪オートメッセ当日、警察関係機関による下見がインテックス大阪で行われていました。居合わせた我々は当事者ではないのですが、妙な緊張感と国家規模の大型イベントに感心させられたことを思い出します。

　さて、平成最後の開催となった前回開催は、振り返ってみれば過去最高の来場者数を記録することができました。これも皆様のお力添えのおかげと、深く感謝しております。次回は３連休ではなく、通常の日程での開催となりますが、第24回目となる大阪オートメッセ2020では、「ひろげる・つながる・クルマのワクワク」をさらに推し進めて参る所存です。劇的に変化し続ける環境のなか、クルマ、そしてカスタマイズの魅力をいかにして伝えられるか。ご出展いただくみなさまとともに考え、自動車業界発展の一助になることを願っています。ライフスタイルを豊かにする道具、ツールであるクルマがユーザーひとりひとりの愛車として欠かせない存在になることが我々の使命だと考えています。日頃より大変お世話になっておりますみなさま方とともに大阪オートメッセを盛り上げていただきたく、本案内書をお送りさせていただきます。ご多用とは存じますが、本案内書をご高覧賜り、趣意をご理解の上、ご出展、ご協力いただけますよう、何卒お願い申し上げます。

大阪オートメッセ実行委員長
城市 邦夫